カーネギーの「人を動かす」ってこういうことか!【上司必見】部下を叱る前に考える事

皆さん、部下が思った通り動かなくて悩んだことがありませんか?

 

「こうやってよ」と言ってるのに、思うように動かない部下のAさん。あるあるですよね?

上司はイライラして今にも怒鳴りたいところ。「なんで言った通りやらないんだ!」とつい強い口調が出てしまいます。

 

ちなみに、そんなとき部下Aさんは何を考えていると思いますか?

「迷惑をかけてしまった。申し訳ない」と反省していると思いますか?

 

実はそんなことはありません。たいていの部下は口には出しませんが、こう考えています。「そんなこと言われてない」「そうならそう説明してよ」「さっきと言ってることが違うよ」と・・・

 

これでは上司と部下はうまくいかないですよね。部下もやる気を失うだけです。

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こんなときカーネギーならどんなアドバイスをしてくれますか…を考えてみました。

 

人は誰でも無意識の中に「自己肯定感」があります。すなわち、人はみんな「自分は正しい」と思っています。いま、上司であるあなたも「自分が正しい」と思ってるのと同じように、部下も「自分が正しい」と思っています。

 

そして、人は、他人が自分の考えと違った考えや行動をしていると「間違っている、けしからん、許せない」と怒りたくなります。いまのあなたです。次に、上司であるあなたは「あなたは完全に間違っている」と相手を非難したくなります。

 

しかし、こういう時にカーネギーは「決して非難してはいけない」と言ってます。

 

「そんなことは愚か者でもできる。そうではなく、相手を理解しようとするのです。忍耐強く理解しようとするのです。それが賢い人のやることです」と言ってます。

 

「こいつはバカだ。間違っている。と決めつけず、なぜ、この人はそんな風に考え、行動するのか、その人の身になって、その人の立場になって考え、その理由、原因を探してください」と言ってます。

 

これを読んだ何人かの上司は「は?そんなことやってられるか!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、この対応が正解なんです。これからの上司に最も必要なスキルなんです。

こうすることで、部下との信頼関係を構築し、部下は上司であるあなたを信用し、結果あなたの思い通り動く部下となるのです。

 

上司として「最も難しく」「最も必要な」スキルだと思って習得してくださいね!